古本屋店長の<極私的>本棚

古書店店長・国丸のオススメ本ご紹介!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

石田衣良 / アキハバラ@DEEP

4163235302アキハバラ@DEEP
石田 衣良

文藝春秋 2004-11-25
売り上げランキング : 21,353
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


ディープなコンピュータ世界へようこそ!
石田さんのリズミカルな文章に載せて奏でられる、リアルとバーチャルのハーモニーです。

[国丸オススメ度] ☆☆☆★★

[対象]
 ワクワクしながら小説を読みたい人
 人工知能に興味がある人
 楽天とかライブドアとかどうよ?と思ってる人

[国丸式読書ポイント]

 おひさしぶりです、国丸です!
 ちょっといろいろあって忙しかったものでご無沙汰してました。ですが、おもしろすぎてきのうは徹夜して読みましたよ、これ!

 内容としては、人工知能を利用した新型サーチエンジンをめぐる争奪戦、といったところです。・・・ざっくり内容を説明するだけだと伝わりにくいですね、このおもしろさは。

 石田衣良さんの書かれている作品の特徴のひとつに、友人のことばを借りると「悪いヤツ」が登場して、そいつの悪さっぷりが憎憎しいということがあるんですが、この作品にももちろん登場しています。ただ、今回は、なんだかだれかに似てるなぁ、と思わないではないですね。そこがまたツーカイなんですけどっ。

 で、物語の中心に位置している新型サーチエンジンがなかなかよくできていて、人工知能マニアな国丸もちょっと唸っちゃいました。
 この人工知能に使われている理論的枠組みは、国丸の「ことば」に対する解釈とよく似ていてちょっとびっくりしました。石田さんも同じようなこと考えてたのね、なんて感じで。ただし、実際にこんな人工知能をプログラミングするのは不可能ですけど・・・。

 とにかく、コンピュータ用語がまるで音楽のように羅列されてるこの小説は、コンピュータに詳しくなくてもじゅうぶんに楽しめますし、物語の後半はどちらかというと"リアル"な世界が中心で、アクション映画のようにワクワクしますよ。

 そんなにおもしろいって言ってるわりに、評価が低いって?

 実は生粋の石田ファンとしては、ちょっともの足りないんです。なにが足りないのかというと、いつもならば必ずといってもいいほど書き込まれていた「現代日本語による印象的で美しい一文」がないんです。たぶん物語の語り手がアレなんで、そのせいだとは思うんですけど・・・。そこが惜しいので、こんな評価になっちゃいました。

[国丸式5秒読書]

 サーチエンジンに人工知能を組み込んだらすごいぞ!

 こんなサーチエンジンならみんな欲しいぞ!

 だけど欲張るヤツには罰を与えてやったほうがいいぞ!
スポンサーサイト



  1. 2005/06/20(月) 23:29:32|
  2. 小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kunimarubk.blog11.fc2.com/tb.php/18-26fe0492
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。